2022年1月14日

LME価格 EV向け金属上昇鮮明

 電気自動車(EV)向けに多く使われる非鉄金属の上昇が鮮明となっている。ロンドン金属取引所(LME)では、10年ぶりの高値水準で上値を追うニッケルがけん引する形で、銅がトン1万ドルの大台、アルミはトン3000ドルの節目をそれぞれ回復した。EV関連の需要が伸びるとの期待感から買われている。エネルギー価格の高止まりなどで製錬が伸び悩むといった供給不安も、非鉄相場の下支え要因に働く。

 中国でEV市場が急拡大している。中国汽車工業協会(CAAM)が12日発表した2021年の国内自動車販売台数によれば、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)を含む新エネルギー車(NEV)の販売は、前年より約2・5倍の352万台だった。今年は500万台の見通しだ。






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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社