2021年10月19日

関西伸銅品 買い遅れで荷繰り懸念

 関西地区で伸銅品扱い筋が買い遅れている。今月に入り銅建値が急騰して過去最高値のトン120万円到達。11日の110万円までの商状は様子見で閑散としていたが、想定外の海外相場続騰を受けた中1日の緊急改定続きで買い場を逃した問屋やユーザーが多いようだ。相場リスクを考慮して市中在庫は圧縮される見通しとなり、後ずれした需要と重なれば、荷繰りがタイト化することも懸念される。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社