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2024.10.30
2021年10月8日
関西地区で、銅スクラップの需給タイトが改善されず流通価格が高止まりしている。スクラップ問屋の多くが10―12月のロング(長期納入契約)の契約数量を前四半期に比べて最大で7割減らしたが、買い手の伸銅・電線メーカーはロングの不足分をスポットで代替購入しており、輸出業者の買い気も強いことから需要環境が変わらず、タイト感が続いている。直納問屋は「建設現場や工場からの発生があっても、集荷業者が投機目的で玉を抱えて流通が止まっている。売り手の言い値で買うしか術がない」と話す。
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