2021年10月8日

銅スクラップ 関西の需給タイト継続

関西地区で、銅スクラップの需給タイトが改善されず流通価格が高止まりしている。スクラップ問屋の多くが10―12月のロング(長期納入契約)の契約数量を前四半期に比べて最大で7割減らしたが、買い手の伸銅・電線メーカーはロングの不足分をスポットで代替購入しており、輸出業者の買い気も強いことから需要環境が変わらず、タイト感が続いている。直納問屋は「建設現場や工場からの発生があっても、集荷業者が投機目的で玉を抱えて流通が止まっている。売り手の言い値で買うしか術がない」と話す。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社