2021年9月27日

鉛蓄電池 補修用が再び増勢

自動車メーカーの相次ぐ生産調整を受け、バッテリーメーカーは販売構成の見直しを迫られそうだ。10月以降、新車用の鉛蓄電池生産は下方修正される見通しだが、補修用の出荷比率が上がり、生産個数の大きな落ち込みはなさそう。ただし上半期(4―9月)を通じ、すでに国内在庫には余剰感が生じている。補修用需要が予想を上回ると、韓国からの輸入バッテリーが再び増える可能性もあり、在庫適正化とシェア維持のバランス感覚が求められる。

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