2021年7月2日

錫地金 商流複雑化でプレミアム高騰

錫地金の市中プレミアム(割増金)高騰が続いている。今年前半の需給ひっ迫を経て、輸入採算価格に対する加算分は従来と比べてキロ150―200円高止まり。輸入量は回復してきたが、タイト感は依然として残っている。その背景には、調達競争後に商流が複雑化し、流通マージンが上乗せされていることもあるようだ。海外相場上昇を受けて1日、錫1号の市中相場は4000円台に乗せた。

スポンサーリンク