2021年4月8日

マーケットを読む 21年度上期市況見通し(4) 銅

銅 7000―9000ドル中心で頭重い 三菱マテリアル 金属事業カンパニー製錬事業部営業部副部長兼銅課長 高梨友宏氏

 4―9月期のLME銅3カ月先物はトン7000―9000ドル中心で頭の重い展開と予想する。コロナ禍からの経済回復期待により景気循環型商品の銅は買われやすくはあるが、米国の大型財政出動や長期金利上昇は米ドル高を進ませ、商品全般の上値を重くしそうだ。3月下旬から米投資ファンド絡みの巨額損失報道が続いたことも、金融市場全体のリスク回避の動きを強めてドル高に拍車をかける可能性がある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社