2021年2月26日

特金スクラップ 荷動き閑散

特金スクラップの荷動きが良くない。価格指標となるニッケルのロンドン金属取引所(LME)相場は約6年半ぶり高値を更新したが、年度末の在庫調整期を控えた国内ステンレスメーカーの買い気は薄く、市中取引も活気を欠いている。さらにメーカーの受け入れ原料の厳格化によって、コバルトなど不純物入りの雑原料が浮いた状態になっており、品位ごとで市況の温度差も広がっているようだ。

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