2021年2月18日

「トップに聞く 文化シヤッター 潮崎敏彦社長」シャッター需要なお堅調 「エコ」「防災」で事業強化

文化シヤッターはコロナ禍の厳しい事業環境にもかかわらず止水事業やメンテナンス事業を中心に今後も堅調に推移するとみている。2021年はどのように事業を進めるのか。今後の展望と事業方針を潮崎敏彦社長に聞いた。

 ――20年の振り返りを。

 「コロナ禍の影響を受けて上期の売上高は前年を10%下回ったほか利益も減少した。事業環境もリフォーム事業を中心に非住宅着工床面積、企業の設備投資の各指標が振るわなかった。営業活動では、対面営業が難しくメールや電話、パソコンを用いたオンラインによる商談が増えた。当社が関わる施工現場は計画の延期や入場制限が発生したとの報告を受けているが、大きな影響はなかった。事業別では、住宅向けを中心に減収となったが、ドア製品は前年を上回った。注力事業の中では、止水事業が前年を上回りコロナ禍でも好調だった」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社