2021年2月9日

溶融亜鉛めっき20年生産 全地区で増加月なし

 2020年の溶融亜鉛めっき生産は、東京オリンピック前の大型案件が完工して「谷間」が予想されていた上に、新型コロナウイルスが直撃。流行が始まった3月以降は前年同月比2桁ダウンとなり、特に東日本・中部の減産が大きく、地区ごとに見てもプラスになった月は皆無だった。蒸留亜鉛を中心に亜鉛地金の需要低調による荷余りも慢性化していたが、一方で加工賃(ロールマージン)の面では健闘したという声も挙がっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社