2021年2月3日

住友化学 プラリサイクル教育に5万ドル ナイジェリアで

 住友化学は、ナイジェリアのプラスチックリサイクル教育に対して5万ドル(520万円)を寄付したと発表した。17年から同国のオアンド財団が進めるプラスチックリサイクルの意識向上を目指すプロジェクト「クリーン・アワー・ワールド」(COWプロジェクト)に対して寄付を行った。これまで住友化学はオアンド財団と太陽光発電設備を備えたICTセンターの設立や理数系教育の支援も行ってきた。

 ナイジェリアでは、年間に排出される3200万トン以上のゴミのうち、30%超がプラスチックと推定される。海洋汚染が懸念されるため、COWプロジェクトを20年に設立した。プロジェクトでは、最大都市ラゴス近郊で地域清掃活動などを通じて廃棄プラスチックやリサイクルの知識を学ぶ機会を提供している。

 住友化学は経営の重要課題に「プラスチック資源循環への貢献」を掲げており、プラスチックのリデュース、リユースにつながる製品の開発・供給に取り組んでいる。近年は他企業やアカデミアとも共同でケミカルリサイクル技術を推進している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社