2020年11月4日

伸銅協会 下期需要好転の兆し

日本伸銅協会は30日、東京・上野の協会事務所で正副会長の記者会見を行い、下期の伸銅品の需要は好転の兆しが見えているとの見解を示した。車載用の端子コネクターや半導体向け需要の回復が寄与し、従来の下期生産見通し32万6900トンに対し、柴田光義会長(古河電気工業会長)は「最大で5・5%(1万8000トン)程度上振れする可能性がある」と語った。一方、「米中貿易摩擦の激化が需要を押し下げる可能性も否めない」との懸念も示した。

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