2020年10月23日

フジクラ 5G対応アンテナ、ミリ波市場に展開

 フジクラは23日、第五世代通信規格(5G)ミリ波帯域に対応したフェーズド・アレイ・アンテナ・モジュール(PAAM)を製品化したと発表した。ミリ波を利用した5G固定無線アクセス(FWA)や5Gモバイル無線アクセス(MWA)、5G無線バックホールなどの用途に対応しており、屋内外向けに利用できる。2020年度中にサンプル供給を開始し、21年度下期中に量産する見通し。この製品は、垂直、水平両偏波を同時に受信できるアンテナとRF―IC(高周波集積回路)を統合したPAAMだ。最先端のシリコン・ゲルマニウム・バイポーラCMOSプロセスを使用した独自のRF―ICを搭載しており、広い通信領域に対応できる。独自構成の「True―time―delay」方式の移相器を採用しており、広い周波数範囲で位相と振幅を独立して制御できるほか、高い伝送品質を実現した。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社