2020年6月15日

希土類需要 ネオジム磁石関連で減少

 ネオジム磁石の耐熱添加剤に用いるジスプロシウムやテルビウムの需要が減少している。新型コロナウイルスにより自動車関連の減産が響いたためだ。すでに取引件数が徐々に減少しているレアメタル商社もあるという。価格については、中国政府による重希土の国家備蓄のうわさや、ミャンマーの雨季突入による供給不安が強材料となり、直近では上昇。ただ、ネオジムの上値は抑えられており、ネオジム磁石の需要が戻らなければ重希土の価格も弱含むとの見方もある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社