2020年5月18日

非鉄スクラップ 荷動き一段と低下

 非鉄金属スクラップの荷動きが一段と低下してきた。電力関係などの一部で発生が堅調に推移しているもようだが、全体的には新型コロナウイルスの感染拡大による工場稼働率の落ち込みから銅系、アルミ系ともに仕入れ・販売の両面で悪化が目立つ。全国39県で緊急事態宣言が解除されたことは明るい話題だが、県をまたぐ移動の自粛要請は継続。世界経済の悪化も続いているため、非鉄金属スクラップの荷動き回復は見通せない状況だ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社