2020年5月14日

銅スクラップ 7月以降の需要大幅減

 7月以降、銅スクラップの大幅な需要減が見込まれる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、主要な売り先である伸銅メーカーに6月以降は生産調整の動きが広がる可能性が高いためだ。一方で市中のスクラップ発生も急減しており、直近は特に1号銅線や新切れ黄銅セパなどのウワ物でひっ迫感が深刻になっている。メーカーと長期契約を結ぶ原料問屋(直納問屋)は、先の需要減を確信しながらも足元は高値買いによる薄利商売を強いられ、厳しい状況に追い込まれている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社