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2024.10.30
2020年3月17日
銅スクラップの需要環境が4月以降も厳しそうだ。主要な需要家である伸銅・製錬メーカーと原料問屋の4―6月期の長期契約交渉で、伸銅メーカーはほとんどが購入数量の横ばいか削減を要請。製錬メーカーも目立った増量を見込みにくい。新型コロナウイルス問題で国内外の景気の先行きが見えず、原料調達に慎重にならざるを得ない様子がうかがえる。一方で市中のスクラップ発生量も極端に悪いため、問屋の余剰在庫が解消すれば品種によって不足感が強まることも考えられる。
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