2019年11月15日

銅建値67万円 鉛28万9000円

JX金属は15日、11月積み銅建値をトン1万円引き下げ67万円に改定したと発表した。米中貿易協議の行方に対する懸念から海外銅相場が続落したことを反映。月内推定平均は67万5500円になった。市場関係者の中で米中貿易協議の部分合意に期待感が高まっていたが、ここにきて再び不透明さが強まり、ロンドン金属取引所(LME)の銅現物はジリジリと下値を切り下げている。現地14日のセツルメント(前場売値)は5835ドルで、前回建値改定時から22ドル下落。後場売値は5793ドルまで下げた。

三菱マテリアルは15日、11月積み鉛建値をトン1万2000円引き下げ28万9000円に改定したと発表した。月内推定平均は29万4400円。指標となった現地14日のLME鉛現物セツルメントは2023・5ドルで、月初の前回建値改定時から186・5ドル下落。15日の東京TTSは1ドル=109・62円と、0・59円の円安ドル高だった。

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九州現地印刷を開始

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