2019年10月23日

産総研 重希土フリーで高耐熱磁石

 産業技術総合研究所は21日、磁性粉末冶金研究センターとTDKが共同で重希土類を用いない高耐熱希土類磁石粉末の合成法を開発したと発表した。還元拡散法に特化した回転式熱処理技術を開発し、サマリウム―鉄―窒素系磁石粉末の保磁力を向上させた。自動車駆動用モーター用途の目安となる200度でも高い保磁力がある。今後ハイブリッド自動車用駆動モーターなどの高温環境下で、現在用いられているネオジム―鉄―ボロン磁石を超える磁石の実現が期待される。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社