2019年10月2日

非鉄相場 下期も頭重い展開か

 非鉄金属の国際相場は、下半期も頭重い展開が続きそうだ。どの非鉄金属をとって見ても需給は引き締まっており、ファンダメンタルズ(需給要因)から一段安を警戒する業界関係者は少ない。しかし、世界的な景気減速感が強まっているため、需要面から価格は押し上げられにくい。米中貿易摩擦の激化や英国による欧州連合(EU)離脱の行方、中東での地政学的リスクの高まりなど、不透明要因も依然としてくすぶったまま。その一方で、供給面からの強材料が浮上すれば、相場が一時的に大きく上昇する可能性はありそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社