2019年9月2日

銅建値64万円 鉛28.1万円 亜鉛28.6万円

・銅
 JX金属は2日、9月積み銅建値をトン64万円で据え置いたと発表した。米中双方が追加関税発動を決定したことで世界経済の先行きに対する懸念が一段と高まるなか、指標となる海外銅相場が直近安値圏で膠着状態にあることを反映した。

・鉛
 三菱マテリアルは2日、9月積み鉛建値をトン4000円引き下げ28万1000円に改定したと発表した。指標となった現地30日のLME鉛現物セツルメントは2039ドルで、前回建値改定時から29ドル下落。2日の東京為替TTSは1ドル=107・14円と0・52円の円高ドル安だった。

・亜鉛
 三井金属は2日、9月積み亜鉛建値をトン3000円引き上げ28万6000円に改定したと発表した。指標となった現地30日のLME亜鉛現物セツルメントは2246ドルで、前回建値改定時から15ドル下落。2日の東京為替TTSは1ドル=107・14円と1・06円の円安ドル高だった。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社