2019年7月11日

半導体市場 反転回復は年明けか

 半導体関連市場の調整局面が当初見込みよりも長引きそうだ。反転回復は早くとも年明け、との体感が国内大手電子材料メーカーから聞かれる。スマートフォン向けやデータセンター向けの半導体需要が低調で、浮上の兆しは見えない。ただ、中長期の需要拡大見通しは変わらず、「2020年いっぱいまで不況が続くとは誰も思っていない」(単結晶シリコンウエハー製造大手)と、あくまで一時調整との受け止めが大勢だ。

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