2019年5月27日

込み黄銅 滞留の可能性

 込み黄銅の輸出価格が今後下落し、市中で滞留する可能性が出てきた。主要な向け先である中国で景気悪化に伴い黄銅棒メーカーの買い気が弱くなっていることや、欧州の込み黄銅の方が割安に手当てできることが背景にある。また、中国では7月から込み黄銅を含む第6類スクラップの輸入規制が始まるため、輸入枠の減少などになれば「日本からの輸入量を減らし、欧州の数量を維持するかもしれない」(中国の黄銅棒メーカー関係者)との話が聞かれる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社