2019年5月9日

亜鉛国内割増金 19年度積み5%強上げ

 国内向け亜鉛地金の2019年度積み長期契約(長契)割増金交渉は、前年度比若干上げで決着し始めている。めっき鋼板向けを主とする最純地金(亜鉛分99・99%以上)で、アジア地域の長契割増金の小幅上げを映す。一部の国内製錬大手は国内物流費の転嫁も大口需要家に打診し、受け入れられつつある。

 製錬会社と高炉などの大口需要家が交渉する。アジア市場では19暦年積み長契割増金が前年比5%強の上げで決着済み。国内長契割増金も同程度の上げ幅が中心のようだ。日本国内の割増金は、輸入地金の採算値を参照して決まるため、海外割増金の値動きに連動しやすい。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
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