2018年11月28日

住友電工、光ファイバーなど能力増強

 住友電気工業の井上治社長は、市場拡大分野における生産能力増強を図っていく方針を明らかにした。光ファイバー・ケーブルについては、22年度に海底ファイバーで16年対比で80%、汎用ファイバー同50%、超多心ケーブルで同2倍の能力増強を計画。また窒化ガリウム(GaN)に関して、M―MIMO用GaNデバイス生産能力は、20年に17年比10倍に引き上げる。さらにハードメタル事業では、刃先交換チップで19年に16年比38%増、マルチドリルは同47%増と、それぞれ生産能力を拡大。同社では、22年度をターゲットにする中期経営計画「22VISION」で掲げた成長戦略を加速し、拡大するマーケットへの事業強化を推進していく。

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