2018年9月25日

中国産マグネ 強基調続く

 中国産マグネシウム相場の強基調が続いている。環境規制の影響により、数年ぶりに生産量が需要を下回る可能性があるためだ。小規模な工場が生産する廉価品がさらにタイトになるようだと、マグネの一段高もあり得る。一方で、10月に入れば夏期点検を終えた工場が生産を再開するとみられることから、輸出業者は足元で様子見姿勢を強めている。  9月の生産量が前月より減少するとみられていることも、マグネ相場の年初来高値更新につながっている。現地21日時点の日本向け輸出価格はトン2800―2850ドルと、約1カ月前より横ばいから100ドルほど高い。

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