2018年8月27日

エコ電線出荷3.8%増 1―6月1.6万トン

 日本電線工業会がまとめた2018年上期(1―6月期)のEM電線(エコマテリアル電線)・ケーブル出荷は、前年同期比3・8%増の1万5575トンと、小幅ながらプラスに転化した。東京オリンピック・パラリンピックに関連した荷動きは当初見通しよりずれ込んでいるものの、前年に比べ建設需要がやや盛り返し、エコ電線はプラスを確保した。本年上期の銅電線出荷全体としては0・3%増加し、このうちけん引役の建設・電販が15万7443トン(0・9%増)と前年実績を上回り、需要を押し上げた。銅電線全体におけるEM電線シェアについては4・6%と、前年に比べ0・2ポイントアップしたが、前年に続き5%には届かなかった。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社