2018年7月23日

1ー6月銅電線出荷、微増34万トン

 日本電線工業会は20日、国内電線メーカー約120社の2018年上期(1―6月期)銅電線出荷量を発表し、速報値で前年同期比0・5%増の33万9351トン(銅量)となった。主力の建設・電線販売業向けがやや持ち直したことに加え、自動車が好調に推移。電力などが低調な動きとなるものの、輸出は2桁増を確保し、トータルで小幅ながら前年実績を上回った。建設関係では、首都圏における再開発工事や東京オリンピックに関連した需要がずれ込み気味となっており、下期以降の動向が注目される。

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