2017年12月11日

特金スクラップ、年明け荷繰りに警戒感

 特金スクラップの集荷に先行き警戒感が出てきた。価格指標のニッケル相場がこの1カ月で16%下落し、市中発生が冷え込み。今秋から市中取引では、従来通りの前月平均価格と、ステンレスメーカーが始めた足元スポット価格による2つの購買方式が並存しているが、いずれの方式でも売り物が出てこない状況で、年明けの荷繰りを懸念する声もあるようだ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社