2017年4月21日

16年度電線出荷、2.8%減68万トン

 日本電線工業会は20日、国内電線メーカー約120社の2016年度銅電線出荷量が、速報値で対前年度比2・8減の67万9820トン(銅量)になったと発表した。前年度実績を割り込むのは2年連続で、15年度に続き70万トンを下回った。同工業会が以前にまとめた16年度見込みは67万6000トンだったが、ここからは小幅に増加した。建設・電線販売業部門がマイナスを続け、電気機械も微減。自動車が底堅く推移したものの、全体的な需要は輸出も含めて勢いに欠く展開となった。







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