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2024.10.30
2017年3月1日
日本アルミニウム協会が28日発表した2016暦年(1―12月)のアルミ地金・一次加工品需要(アルミ総需要)は前年比1%増の410万6903トンで、2年ぶりのプラスとなった。15年は建設・自動車分野を中心に国内需要が停滞。輸出の落ち着きもあり、400万トン台は維持したものの、13年以来の前年割れを記録した。16年は乗用車の生産台数が前年より増加し、それに伴って熱交換器などに使われる押出品の需要も増加。パネル材の採用拡大で1台当たりに使われるアルミ使用量が増えたことも寄与した。飲料缶をはじめとする食料品分野でも需要が伸び、輸出の低調を吸収した。建設分野向けは回復には至らなかったが、前年とほぼ同水準を維持した。
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