2017年3月1日

アルミ総需要、2年ぶり増411万トン

 日本アルミニウム協会が28日発表した2016暦年(1―12月)のアルミ地金・一次加工品需要(アルミ総需要)は前年比1%増の410万6903トンで、2年ぶりのプラスとなった。15年は建設・自動車分野を中心に国内需要が停滞。輸出の落ち着きもあり、400万トン台は維持したものの、13年以来の前年割れを記録した。16年は乗用車の生産台数が前年より増加し、それに伴って熱交換器などに使われる押出品の需要も増加。パネル材の採用拡大で1台当たりに使われるアルミ使用量が増えたことも寄与した。飲料缶をはじめとする食料品分野でも需要が伸び、輸出の低調を吸収した。建設分野向けは回復には至らなかったが、前年とほぼ同水準を維持した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社