2017年1月10日

神戸製鋼 天津向けアルミ板母材、全量外部調達も検討

 神戸製鋼所の川崎博也社長は同社が中国・天津に設立した自動車パネル材向けアルミ板の加工拠点(KARP)で使用する原板(母材)について「可能であれば全量(年間約10万トン)を外部から調達したいと考え、現在検討を進めている。できるだけ早期に結論を出したい」などと話した。当初計画ではKARPの母材は国内の真岡製造所(栃木県真岡市)から全量供給する予定だったが、その後、ボトル缶や半導体・液晶製造装置の旺盛な需要を反映して真岡の生産がひっ迫。母材全量の供給を真岡に頼ることが難しくなったため、外部調達先の選定を急ぐ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社