2016年11月2日
バーゼル法、改正へ第1回合同会議 相手国の「適正処理」焦点
有害廃棄物の輸出入を規制する「バーゼル法」の改正に向けた環境省と経済産業省の専門委員会による第1回合同会議が31日、東京・霞が関の経産省内で開催された。廃バッテリーや雑品の輸出では適正輸出されることを確認するための規定を追加し、電子部品スクラップなどの輸入は要件緩和を図ることが改正議論の論点。国内の再生資源確保につながる改正の方向性に参加した委員は理解を示したが、一方で過度な輸出制限にならぬよう注意するべきだとの指摘も複数あった。
スポンサーリンク