2016年10月5日

UACJ製箔、電池正極材用アルミ箔 マレーシアで生産開始

 UACJグループのアルミ箔メーカー、UACJ製箔(本社=東京都中央区、新堀勝康社長)は2017年にマレーシア拠点の「UACJ・フォイル・マレーシア」(UFOM)でリチウムイオン二次電池の正極材用アルミ箔の生産を開始する。UFOMでは現在食品や建材向けのアルミ箔を製造しているが、リチウムイオン電池用を手掛けるのは初めて。必要な付帯設備を導入し、国内より安く生産できるようにする。投資額は現時点では未定。まずは現地の電池メーカーに充電池や電動工具などの民生用として納入する。並行して今後は中国や韓国などの電池メーカーへの営業も強化し、車載向けでの採用を目指す。

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