2016年8月16日

廃バッテリー、対日輸入7月も高水準 韓国、摘発の影響薄い

 韓国への廃バッテリー(使用済み自動車用鉛蓄電池)流出が止まっていない。韓国関税庁がこのほど発表した貿易統計によると、7月の日本からの廃バッテリー輸入量は8188トンと、前月からは15・1%減少したが、依然として高水準。韓国の二次精錬業界が違法投棄で一斉摘発されながらも、輸出に歯止めがかかる気配はなかった。輸出平均単価は前月比キロ2セント高の82セントで9カ月ぶりの高値。

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