2016年4月21日
電線15年度出荷、3年ぶり70万トン割れ 建設・電販が微減
日本電線工業会は20日、国内電線メーカー約130社の2015年度銅電線出荷量が、速報値で対前年度比3・4減の69万8981トン(銅量)になったと発表した。前年実績を割り込むのは6年ぶりで、3年ぶりの70万トン割れ。同工業会が以前にまとめた15年度の改訂見込みは71万7000トンだったが、小幅に下回った。建設・電線販売業部門がマイナスに転じたほか、電気機械も減少。電力部門が底堅く推移したものの、全体的な需要は輸出も含めて勢いに欠く展開となった。
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