2016年3月18日

ニッケイ・サイアム、16年度販売1.7万トン目指す アルミ板・箔

 日本軽金属ホールディングス(HD)のグループ会社、ニッケイ・サイアム・アルミニウム(本社=タイ・パトゥムタニ県)の佐井保博社長は産業新聞などに対し、2017年3月期(16年度)にアルミの板と箔で1万7000トンの販売を目指すと話した。15年度(見込み)の約1万5000トンを上回る水準を計画する。タイ国内のアルミ需要の伸びは予想を下回っているが、短納期対応など地場の製造拠点ならではのきめ細かなサービスを行ったり、他社より使用するスラブが小さい特長を活かして小ロット品にも柔軟に対応するなどして、自動車熱交換器材料や開発品を中心に受注増を見込む。

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