2016年3月17日

16年需要、アルミ建材3年ぶり増へ

 日本サッシ協会は16日、2016年度のアルミ建材需要が前年度比2・5%増の40万4000トンになるとの見通しを発表した。実現すれば3年ぶりのプラスとなる。15年度需要は、新築の戸建て住宅でアルミサッシが使われにくくなっている状況などを反映し、14年度比2・5%減にとどまる見通し。16年度もアルミから樹脂にシフトする流れは変わらないが、17年4月に予定される消費税増税を前に駆け込み需要が発生し、新設住宅着工数の伸びが見込めることから、アルミ建材需要も前年度を上回ることができると予想した。

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