2016年3月8日

三菱マテ、高アルミ含有でも硬さ維持 切削工具の被覆

 三菱マテリアルは8日、切削工具の表面被覆材料の一つであるチタンアルミナイトライド膜(以下TiAlN膜)で、高アルミ含有比率と膜硬さの兼備を世界で初めて実現したと発表した。TiAlN膜は、金属成分総量に対するアルミ含有比率を高めると膜硬さを増すが、従来技術では60%を超えると逆に性能低下が起きた。今回、独自の装置とプロセスで、60%以上でも従来比33%増となる約4000Hvのビッカース硬度を実現。同被膜を適用した製品第1弾「MV1020」をきょう発売し、年商12億円を目指す。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社