2016年1月29日
アルミ圧延品、15年生産微減202万トン 押出中心に需要低迷
日本アルミニウム協会が28日発表した2015年のアルミ圧延品生産量は、前年同期比1・2%減の202万743トンだった。200万トンの大台は維持したが2年ぶりに前年実績を下回った。14年はUACJタイ工場向けの素条(半製品)輸出が新たに加わり、これがけん引役の1つとなって4年ぶりに前年比プラスとなった。15年は消費増税の反動減の影響が尾を引き、住宅用サッシや自動車の需要が押出品を中心に落ち込んだことが足かせとなった。
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