2016年1月26日

銅スクラップ、市中発生難が深刻化 指標下落し塩漬け傾向

 2016年に入って、銅スクラップの発生難が深刻さを増している。伸銅、製錬メーカー各社は市中から定期契約量しか購入していないが、市中の流通量の減少から、需給のタイト感は強い。海外銅相場が下げ基調にもかかわらず、「集荷量が目標を下回る月が続いており、背に腹は変えられない」(関東の直納問屋)と、高値買いに出る問屋が散見される。

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