2016年1月21日
15年銅電線出荷、2.9%減も70万トン維持 建設電販・輸出が低迷
日本電線工業会は20日、国内電線メーカー約130社の2015年(暦年)銅電線出荷量をまとめ、速報値で対前年比2・9%減の70万7348トン(銅量)と発表した。電力向けが増加に転じたものの、その他の需要部門で勢いは見られなかった。このうち全体をけん引する建設・電線販売業向けは、わずかながら前年実績を下回った。為替の円安などを追い風に14年に復調した輸出も、昨年は2けたのマイナス。ただし、全体の数量としては70万トン台を維持した。
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