2015年12月16日

古河電池 次期中計、海外中心に売上げ拡大

 古河電池は、次期3カ年中期経営計画(2016―18年度)の売上高目標を、15年度見通しの570億円から大きく上積みする方針だ。20年度までの長期ビジョンで掲げる売上高1000億円レベルの達成につなげる。上積みの大部分は海外での自動車用鉛バッテリーの販売増で、タイとインドネシアの製造子会社で能力増強を行うほか、提携する海外メーカーへの資本投入も検討。国内は高付加価値商品へのシフトや産業用の強化を図り、新規商品の開発にも注力する。

スポンサーリンク