2015年12月10日

電線工業会、海外進出が過去最高

 日本電線工業会はこのほど、電線製造業の海外進出動向をまとめた。それによると、2015年(14年9月―15年8月)は、14年より進出国が1カ国(パラグアイ)増え、44カ国、現地法人数も8社増え325社となり、過去最高に達した。最近の進出先国動向としては、主要な得意先である自動車メーカーおよび電機メーカーの海外展開に伴い、製造の集約、立地の最適化が進展。これにより、海外進出がさらに加速しているものとみられる。進出した法人数で最も多かったのはモロッコで、撤退した現地法人で最多だったのは中国(香港)だった。

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