きょう9日まで開催されている第2回関西高機能金属展(メタル大阪、主催リードエグジビジョンジャパン)において、銅、アルミ、チタン、マグネシウム、貴金属、レアメタルなどに関する非鉄企業が集結し、各社がこぞって次世代高機能材料を披露している。
古河電気工業は先日発表した高電導銅合金「EFTEC―550」の条ロールを出展。導電率と耐応力緩和特性、耐熱性に優れるほか、非磁性のためノイズが発生しない機能特性も加わった新合金をアピール。「サンプルを使って頂いた先からも好評」(同社)として、市場への早期投入に備える。
東洋アルミニウム(大阪市)は日本軽金属グループ内の合同出展ブースで、高平滑アルミ箔「ラクサル(LUXAL)」を展示。圧延技術で実現した純アルミの高い反射特性で注目を集め、用途開拓に期待を持たせた。