2015年8月27日

アルミ需給、15年余剰64万トンに拡大 住商予想

 住友商事がこのほど発表した、「アルミ地金2015年上半期回顧と展望」によれば、15年の世界アルミ需給は64万トンの供給過多と、年初予想の15万5000トンから拡大している。先進国の需要が一部減退している以上に、中国の生産量が増えている影響が大きい。ロンドン金属取引所(LME)のアルミ相場と現物プレミアム(割増金)がともに下落したものの、通貨安などで製錬コストが下がっているため、世界的な減産の動きは鈍い。特に、中国で減産が行われなければ、需給バランスの根本的な改善は難しいとの見方を示している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社