2015年6月17日
電解コンデンサー用アルミ箔、伸び悩み IT端末主役交代で
IT(情報技術)端末の主役交代が、電解コンデンサー用アルミ箔の需要に影響を与えている。日本アルミニウム協会の統計によると電解コンデンサー用アルミ箔の2014年度出荷量は3万770トンで、リーマン・ショック時の08年度と同水準にとどまった。アルミ電解コンデンサーを多く使用するパソコンの販売が、スマートフォンに押されて伸び悩んでいることを要因の1つとする見方がある。このためアルミ箔メーカーでは、エコカーなど新たな需要分野への期待が強まっている。
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