2015年2月10日

電気銅、内需に一部停滞感 年契への影響注視

電気銅の国内需要に一部停滞感が漂う。最大用途の電線向けで、地金の売り手である製錬会社、買い手である電線メーカーの双方から、1―3月期の「不透明感」「調整感」を懸念する声が上がる。一方、伸銅品向けの引き合いは好材料をまだ残す。電気銅の2016年3月期年間契約の交渉期を迎え、直下の需要動向が年契量にどう影響を及ぼすかが注視される。

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