2月積み建値、銅70万円 鉛28万円 亜鉛29.5万円

ＪＸ日鉱日石金属は2日、2月積み銅建値をトン70万円で前月末から据え置いたと発表した。先月初めから続いた海外銅相場の著しい下げに取りあえず一服が出ており、為替相場（ＴＴＳ）も足元は1ドル＝119円前後で落ち着きを見せていることを反映した。

三菱マテリアルは2日、2月積み鉛建値をトン28万円で据え置くと発表した。指標となった現地30日のＬＭＥ鉛現物セツルメントは1843・5ドル。前回建値改定時の1831ドル（現地23日）から12・5ドル上昇したが、為替が小幅な円高ドル安に振れたこともあり、輸入採算値はほぼ横ばいとなった。

三井金属は2日、2月積み亜鉛建値をトン3000円引き上げ29万5000円に改定したと発表した。指標となった現地30日のセツルメントは2111・5ドルで、前回建値改定時の2106・5ドル（現地23日）から5ドルの小幅高。為替相場も小幅ながら円高に振れたものの、前回改定分の下げを上げ戻した。