2015年1月23日

使用済みアルミ缶 ユーザー間に価格差

関西地区で使用済みアルミ缶(UBC)を原料として購買するRSI(アルミ缶再生地金)メーカーと脱酸剤メーカーの間で、UBCの調達価格に差が出ている。足元の再生メーカー購買価格(4トン以上・置き場)は、RSIメーカーでキロ170―175円、脱酸剤メーカーで178―183円と値差は最大13円に達した。

ユーザー間で購買価格に差が生じた背景には、UBCを加工した製品の価格決定方法の違いにある。足元のように新塊相場が急落するとRSI価格が値下がりし、それに伴ってRSIメーカーはUBCの購買価格を早い段階で引き下げる。

一方、脱酸剤メーカーは足元のUBC価格が製品価格に転嫁されるため、RSIメーカーに比べてUBC購買価格の下げスピードは比較的緩やかとなる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社