2014年12月1日
12月積み建値、銅81万円 鉛30万円 亜鉛31万円
JX日鉱日石金属は1日、12月銅建値をトン1万円引き下げ81万円に改定したと発表した。海外銅相場が急落したことを反映し、続落スタートとなった。
三菱マテリアルは1日、12月積み鉛建値をトン5000円引き上げ、30万円に改定したと発表した。為替の円安ドル高進行を受け、2008年5月以来6年7カ月ぶりに30万円台を回復した。現地28日のLME鉛現物セツルメントは前日比38ドル安の2027ドルと下落したが、前回建値改定時の2018ドル(現地11日)からは9ドル上昇。1日の東京円相場(TTS)は1ドル=109・98円と07年8月以来の120円台に肉薄し、前回建値改定時より3・08円の大幅な円安だった。
三井金属は1日、12月積み亜鉛建値をトン3000円引き下げ、31万円に改定したと発表した。指標となるLME亜鉛相場が一段安となったことを映した。現地28日のLME亜鉛現物セツルメントは2227ドルで、前回建値改定時の2236・5ドル(現地20日)から9・5ドル下落。1日の東京為替TTSは1ドル=109・98円で、前回建値改定時より0・8円の円安。
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